firebaseのエミュレーターのサービスをネットワーク上の他のコンピュータから接続させる方法を紹介します。 firebase.jsonに "host": "0.0.0.0" の設定を加えます。下記はfunctionsに設定を加えた例です。 "emulators" : { "functions" : { "port" : 5001 , "host" : "0.0.0.0" } , "firestore" : { "port" : 8080 } , "hosting" : { "port" : 5000 } } サーバでは、0.0.0.0は「ローカルマシン上の全てのIPv4アドレス」を意味するので、上記の設定で、firebaseのエミュレータを起動すると、同じネットワークの他のホストからもアクセスできるようになります。 WindowsのFirewallの設定で他のコンピュータから接続させたいポートを開けます。 タスクバーの検索メニューに「Windows Defender Firewall with Advanced Security」と入力してFirewallの設定を開く。 左側のメニューから「Inbound Rules」を選択して、右側のメニューから「New Rule…」を選択して「New Inbound Rule Wizard」を起動。 Rule Type: Portを選択。 Protocol and Ports: TCP, firebaseのエミュレータで開けたいポートを入力 Action: Allow the connectionを選択。 Profile: ネットワーク環境に応じて選択。家や社内のネットワークで利用するだけならば、Privateで十分なはず。 Name: 適当な名前を付ける。
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